【神奈川県高体連剣道専門部長挨拶】           神奈川県立住吉高等学校 校長 外ア 学

 

ご挨拶

ー未来へはばたく神奈川・継続する神奈川

年頭の挨拶を申し上げます。今年は1月1日より大きな災害が発生いたしました。この度の能登半島地震で被害に遭われた方々、今も避難されている方々に心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々に慎んで哀悼の意を表します。
 昨年は新型コロナウイルスが5類へと引き下げられ、各種大会が以前に近い形で実施できるようになりました。観戦につきましても、多くの皆様のご協力により、人数制限なしで開催することができました。また、神奈川の高校剣士は県内はもちろん、全国や関東の舞台で大いに活躍してくれました。昔から「一年の計は元旦にあり」と言われます。この言葉のように、自らの夢の達成に向け、気持ちも新たに、力強く歩んでほしいと思います。
 学校生活ではこれからいよいよ3学期、または後期の後半が始まります。皆さんにとっては、これまでそれぞれの学年で精進努力してきたことの集大成の時期だといってもよいでしょう。勉学においても部活動においても納得のいく成果が残せるよう、大いに頑張ってください。皆さんの活躍を期待しています。
 さて、今月の27日(土)にはメタックス体育館はだの、また、28(日)にはとどろきアリーナにて全国選抜大会県予選が開催されました。各校とも鍛錬の冬を経て、初戦から熱戦が繰り広げられました。激闘の末、男女共に桐蔭学園高校が優勝しました。2位は男女ともに東海大相模付属相模原高校が勝ち上がり、神奈川県の代表として選抜大会に出場します。今までの稽古の成果を遺憾なく発揮し、全国の舞台でも活躍できるよう、応援しています。
 わたくしたち神奈川県高体連剣道専門部は、本年も「継続する神奈川・充実の神奈川」の合言葉のもと、強化面、大会運営の面、またこのホームページに代表される情報発信など様々な面において、つねに向上心を忘れずによりよいものを目指して取り組んでまいります。
また、6月には関東大会が本県開催で予定されており、横浜武道館を会場として関東各都県の選手をお迎えします。関東各都県の高校生剣士にとって思い出深い大会となるよう全力で取り組んでまいります。
皆さまのますますのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和5年1月吉日