五行の構え


上段の構え

「天の構え」

「火の構え」

*攻撃に適した構えである

*相手の攻めに対しても動じない気位

*丹田に力を込めて、相手を飲み込んで圧迫し、頭上より見下ろした気持ちで構える。

           
左上段(正面) 左上段(横) 右上段(横)


下段の構え

「地の構え」

「土の構え」

*守りの構え

*気位は「水の心」

*冷静で淀まず、常に己を守り、相手を観察して自由に応答できる構え。

八相の構え

「陰の構え」

「木の構え」

*自分より先に技を出さないで相手を監視し

 相手の出方によって攻撃に変わる構え

*相手の首や肩を直ちに打つのが常法

*八箇所を打つことができるといわれている

       


脇構え

「陽の構え」

「金の構え」

*強い攻撃の構え

*脇下を狙って打つのが常法

*自分の武器を相手に悟られないように構え、臨機応変に相手の出方に応じて、長く、あるいは短く使えるようにする構え